金沢・芸能ルネサンス
演舞場再建を夢見て基金づくりをしております。

ことのおこりは...
新しい建物や道路ができるとその前の昔の様子はなかなか思い出せません。
「ここはどんな風だったかな?」
とつい、最近のことでも忘れてしまいがちです。建物がなくなったとしても、それとともに大切にしていた「暮らし」や「文化」を忘れてしまうとしたら、それはもっと悲しいことです。
金沢の浅野川大橋界隈は古くからの町家も多く、芸妓さんやゲイゴトのお師匠さん、職人さんがたくさん住み金沢らしい風情と情緒を残すまちでした。かつての川沿いの芝居小屋は映画館に代わり、
「町並みがなくなる。文化がなくなる」
代々受け継いできた大切なものがどんどん目の前からなくなっていくような危機的状況が15年ほど前でした。
そして浅の川園遊会
子供たちの時代へ大切な伝統文化や町並みを伝えていこうとの思いで、昭和62年第一回浅の川園遊会は始まりました。美しい卯辰山の緑と浅野川のせせらぎを舞台にした伝統芸能の宴。かつて演じられていた水芸の復活、粋で艶やかな芸妓連の踊り、仕舞に筝曲等々金沢の伝統芸能が一堂に見られる新生の宴も今年で18回になりました。多くの出し物や出演の方々と出会い、全国に誇れる芸能の多様さと質の高さを改めて感じています。
演舞場再興
こんな粋な芸能が常設で見られたら何と素敵だろうと、今私たちはかつてこの地にあった演舞場の再興を夢見ています。界隈が伝統芸能の拠点であり、まだまだ豊かな風情が残っている今だからこそかもしれません。芸妓さんの踊りや邦楽が楽しめ、ときにお芝居や歌舞伎がかかるといった演舞場の再建が浅の川園遊会の次なるステップです。
演舞場再建への基金づくり
演舞場再建のための基金づくりの活動を行っております。各方面の方々の御指導を仰ぎつつ再建への道を模索してゆきます。