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 住所 石川県金沢市千日町1ー3 電話番号 076-241-5646 営業時間 9:00~18:00 お休み 本尊祈願会の縁日はお休み(10日) 拝観料 大人300円 中学生200円 (団体10名以上250円) 駐車場 5ナンバー 2~3台駐車可
犀星文学の出発点である雨宝院では犀星の作品からにじみ出てくる温もりを実体験でき、初期の「幼年時代」や「性に目覚める頃」の舞台そのままが存在するお寺です。「杏っ子」の題材となった杏の木が残り、犀星の見た風景を体感できる場所としても犀星ファン必見の場所。犀星に関する様々な書籍も展示されています。

住職のインタビュー
お寺の特徴など 当寺院には幾つかの特徴ある品々が残っておりますので紹介させて頂きますと
【杏の木】 犀川に面した当院の裏に残っており「小説 杏っ子」の題材に用いられた事でも有名です。
【金比羅さん】 当院の本尊です。開運のご利益があります。
【まよひ子石】 境内の一偶にあり全国でも珍しい石碑です。
【お地蔵様】 「幼年時代」に河原から一体の地蔵様を見つけて、それを庭に運び、供物をして大切に守る描写があります。今は当院内部に安置しております。
【賽銭箱】 「性に目覚める頃」に参詣を装って賽銭を盗む少女の登場する場面があります。そのモデルになった賽銭箱が本堂にあります。
【寄進の手紙等】 お寺に役立ててほしい、との気持ちから、約20回に分けて送金された封筒、或は初期の雑誌「卓上噴水」等の貴重な資料を展示公開しております。
歴史 当院は白山を開山したと伝わる泰澄大師を創始とする密教の寺です。1593年に再興され私で26代目となります。大正11年の犀川の大洪水で犀星が慈しんだ庭はなくなりました。
犀星との関わり 犀星の父、旧加賀藩士小畠弥左衛門吉種は妻と死別し、その後、父は女中との間に犀星をもうけた。当院から130m程離れた場所で生を受けた犀星が、何らかの理由で当院に生後一週間ほどで預けられ青年まで育てられました。その頃のことを恩に感じたのか20回に分けてお金を当院に送金して頂いたようです。同封された手紙を読むと文豪、室生犀星の人情味溢れる人間性が感じられます。また「ふるさとは遠きにありて思ふもの」の詩から感じられるように犀星文学の原点となった場所であろうと推測されます。
金沢の魅力 金沢の魅力は人情が厚いところですね。好きな場所は兼六園から見下ろす浅野川界隈の風景ですね。とてもきれいですよ。 好きな食べ物は、子付けのお刺身や昆布巻き、蕪寿司も最近は美味しく感じるようになりました。
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犀星が雨宝院宛に送った封筒
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賽銭箱
「性に目覚める頃」に登場する賽銭箱です。 |
太鼓
明治10年に奉納された太鼓で犀星もたたいたであろうと思われる
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散歩道スタッフより お話を聞かせてもらった住職さんに犀星の生い立ちや苦節、文学界での活躍などを大変丁寧に教えて頂きました。お話の中に出てくる犀星がまるで今、目の前で息をしているかの様な錯覚さえ覚えました。犀星ゆかりの雨宝院は犀星ファンならぜひ訪れる場所である事、間違いありません。
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