 住所:金沢市尾張町2−12−7 電話番号:076-222-1025 FAX番号:076-222-1040 営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:展示替期間中、年末年始
泉鏡花が幼少時代を過ごした生家跡で、鏡花の生涯とその生活感覚にまで触れることのできる展示をお楽しみください。
館長のインタビュー
自慢・特徴・こだわり 平成11年11月14日に生家跡としてオープン。ここ、鏡花が幼少時代を過ごした生家跡に建つ当館で、作品はもとより、鏡花の生涯とその生活感覚にまで触れる事ができます。泉鏡花の名は「共に美しいがそれを手中にはできない」の意味を持つ「鏡花水月」の語からきています。本名 鏡 太郎 生誕百年の昭和48年に金沢市は泉鏡花文学賞を制定。
歴史 明治6年(1873)〜昭和14年(1939)65歳没 幼い頃に母を亡くし、亡母憧憬を小説や戯曲という形で紡ぎ出す。尾崎紅葉のもとで小説修行をし評価を得て、独特な文体と巧緻を尽くした作風は川端康成、三島由紀夫らに影響を与えた。鏡花はかなりの潔癖性でキセルの吸口にも更に紙キャップを巻き付けるなど、肉や魚、なんでも火を通さねば食しない。食通の谷崎潤一郎らと「すきやき」をしても箸でよけないと食べられてしまうというエピソードもある。
おすすめ 館内には3つの土蔵がございます。(講座室、第1展示室、第2展示室)特に第1展示室 鏡花・美の系譜「美しいひと」「美しい本」を是非、御覧になって下さい。
金沢の魅力 浅野川の上流は、若くして母を亡くした鏡花の幻想的な思いが伝わるので、いいですね。鏡花文学の原形は川と水です。切っても切れません。
ひとこと 故郷の原形ですので、泉鏡花の世界はもとより鏡花の生涯、生活感覚にまで触れることができます。
散歩道スタッフより まばゆいばかりの傑作の数々は文学の世界だけではなく、視覚芸術である舞台や手法によって現在も人々に愛され続けている。時空を越えノスタルジックな空間がある所だ。
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