藩老本多蔵品館蔵品館データ
名称:藩老本多蔵品館 住所:石川県金沢市出羽町3-1 電話:076-261-0500 FAX:076-261-0525 営業時間:9:00 〜17:00 (入館は16:30まで) 定休日:3月〜11月(毎日開館)、12月〜2月 毎週木曜日、年末年始(12/29〜1/3) 駐車場:約20台 大型バスも駐車できます。
藩老本多蔵品館紹介
加賀藩の筆頭家老を務め、五万石を拝領した本多家に伝来する武具・馬具・調度品・古文書などの貴重な武家文化資料を多数展示。
所蔵品ライブラリー
この章では皆様に繁老本多蔵品館の代表的な所蔵品を紹介致します。
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『村雨の壺』
通称『五万石の茶壺』といも言われ、南蛮渡来(ルソン)のものと伝えられている。
2代藩主利長公の時、越中国新川郡の返上を幕府より命じてきた際、初代政重が幕府の重鎮であった父正信、兄正純との血脈を利用してその命令を撤回せしめた。この功による五万石加増を固辞した代わりに藩主より拝領したものと言われ、本多家随一の家宝とされている。
『村雨』の名称は秀吉公がつけられたものと伝えられ、葉茶を入れるのに使われた。 |
『大十文字槍』
本多家の初代政重が使われたもので無銘であるが片刃であるこの槍は全国でも珍しいとされている。 |
『甲冑』
本多家の初代政重が関ヶ原の戦いの時、西軍の宇喜多秀家公に属して戦った際に着用したもので、顔を覆う部分は面頬と言い歯は銀で作られている。胸を覆う部分は弦走り、腕を覆う部分は籠手である。 |
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『烏帽子形兜』
本多家の初代・政重が所用。鉄製の鉢に木と紙でできた烏帽子形の作り物をつけ黒塗りにした変り兜で、後立は背美鯨の髭製。頬当も鉄製で鉄錆塗にしている。 |
『大和鞍』
京都の名工「丹治伝入」による万治3年(1660年)の作。牡丹と鶴菱紋を描いた陣幕の雅な意匠で蒔絵や螺鈿などの様々な技法が用いられている。 |
『大徳利』武田民山作
赤絵金彩の九谷焼で、「角福」の銘がある。共蓋の他に黒塗りの変蓋が付く。一つに徳利に1升5合の酒が入るため、首から紐で吊るして注いだと伝わる。 |
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『当主用火事装束と婦人用火事装束』
当主用は藩主への火事の報告や消火活動の指揮を執る際、夫人用は火事見舞いの際に着用されたと伝わる。どちらもて錣や胸当などに豪華な刺繍を施した華やかなものである。 |
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